シミの正体
女性の肌にとって一番の悩みであるシミの正体はメラニン色素。
紫外線を浴びると表皮細胞のメラノサイトでメラニンが作り出されます。
メラニンは通常、ターンオーバー(肌の新陳代謝)により排出されますが、過剰に分泌された
場合や代謝の効率が悪い場合、メラニンは排出されずに細胞に残ってしまいます。
シミは、その残ったメラニンの多い部分が、肌の表面にあらわれたものです。
また、シミには様々な種類があり、症状、原因、発生する場所、治療法などが異なります。
シミの種類
■老人性色素斑
通常「シミ」と呼ばれているもので、色や大きさも様々。
紫外線、ストレス、ビタミン不足などが原因であらわれる。
頬やこめかみに近い部分に多く発症する。
■肝斑(かんぱん)
主に30代〜40代の女性に多くできるシミ。
褐色で顔の左右対称にあらわれるのが特徴。
女性ホルモンの分泌の乱れ、妊娠、ピルの服用などが原因と考えられている。
■ソバカス
主に子供の頃、点状に褐色の色素斑ができ、成長と共に薄くなる。
遺伝が原因とされているが、現代医学でも予防することは難しい。